2016年6月24日金曜日

号泣

皆様、こんにちは。
雨が続いておりますね・・・。
私の心の雨もどしゃぶりです。

今日はですね、
既刊本紹介ではないのです。
私がネタを探しているとG編集長が
「何を書いてもいーよー」
と日頃から仰って下さっているので、
そのお言葉に甘えて今日はつらつらと思ったことを書いていきます。

ツイッターをしたことはないのですが、
気持ちわかります。
私もつぶやきます。
ブログで。


私は毎朝、昨晩録画した深夜アニメを観てから出社しているのですが、
今日はあれでした。
「暗殺教室」
毎週観てる方で、まだ見てないという方いたらすみません。
内容には触れてませんが、なんとなくネタバレしてしまいます。


いやぁ、泣きました・・・。
朝から号泣です。
家を出るまであと20分、ぐらいの時に観てるものだから、
ちょっと早送りで観るんですけど。

可哀想もあるし、悲しいもある。
でも、そのどれも表現しきれてない。
こう言葉に出来ない感情が・・・!!!ぶわ~っと。
大号泣。
まだお化粧してなくて良かった。

病院の待合室でジャンプを読み、
コミックを買って読み、
アニメを観て、
って3段階あったわけですが、
何回観てもダメ。
泣いてしまう。。。

とくに、主人公の友達の、
ちょっと大人びた切れ者の子がいるんですけどね。
彼の涙はきますね。
もちろん、画面いっぱいに映る主人公の泣き顔と泣き声が引き金って感じですけど。

今日はもう一つ、
「甲鉄城のカバネリ」もいよいよ佳境でしたので、
朝から大変でした。

沢山泣いて、戦って、気持ちを奮い起こして。
星座占いのチェックなんてそっちのけです。
みんな大変やわ。
私も頑張るね。
そんな感じで私の朝は始まります。

はぁ、
つぶやけてすっきり。


ところで、
光村ではアニメ好きの風当たりが強いと、前回申し上げましたが、
アニメの波がどんどん広がっております。
ふっふっふっ

色々な漫画があっちへ貸出され、こっちへ回り。
今日はついに、私の愛しい太田君(「田中くんはいつもけだるげ」より)の魅力を
我らが「みずちゃん」にもわかっていただけました。
凄く嬉しい。
声も男前ですよ。
と、アニメもおすすめしておきました。
背景はなんたって草薙(KUSANAGI)!!


いやぁ、語ってしまいました。
まだ序の口ですが、
アオアザ先輩に「シエスタほんまやばいな!」
とドン引きされるばかりなので、
この辺で終了致します。

来週はちゃんと既刊本紹介しますので。
もう決まっているのですよ。
いつも言ってますが、下書きしてますから。

□次回はこちら

『夜光列車』
夜景評論家 丸々もとお
夜景フォトグラファー 丸田あつし
「光の中を通りすぎる列車を見ると、
なぜ、心が温かくなるのだろう・・・

ようこそ、ロマンティックな「ヨルテツ」の世界へ」

それでは、また来週・・・



2016年6月21日火曜日

新刊『奥吉野‐自然崇拝‐』

皆様、こんにちは。

前回『背景画集 草薙』を紹介しつつ好きなアニメについて書いていたら
「シエスタ、アニメやし、いつもよりも語ってるで」と言われ、
挙句ある箇所が問題となって先輩方からますます批判を集めているシエスタです。

どの辺りかというと・・・
あの辺です。
あのジェネレーションギャップのくだりですね。
「あんた見た?シエスタ、ひどいわぁ」
「え、なになに?ゲリラ豪雨のこと?」
「ちゃうちゃう、ここ」
「っほーーーーーーー。」
「シエスタ、ひどいわぁ」
「ほんまひどいわぁ」

(ちなみに、嬉々とした表情での会話であります)

こうなることは分かっていましたとも。
それでも書かなきゃならぬ時もあるのですよね、きっと。
話題提供も勤めの内。
特に、アニメについては譲れません。
今週はちらほら最終回のアニメがあるので残念。。。

ちなみに、ゲリラ豪雨担当についてはですね、
ついにG編集長にその座が!?(次回へつづく・・・)

良かった良かった。


さて、
今回は珍しく?
早めの更新で!新刊本をご紹介いたします!
(今日はちょっとお昼ごはんががっつりだったので、エネルギー消費の為気合が入ってます)

光村6月の新刊は『奥吉野‐自然崇拝‐』(写真:梅本隆)!!

表紙カバーこちらです
「深山の渓」
下北山村、石ヤ塔
※表紙カバー、2-3頁
太古日本の自然の荘厳さを感じさせる写真です。
まるで映画の冒頭のシーンのように、立ち込めた霧が流れ、
谷の奥の方へと誘われていくような、そんな表紙カバーです。
皆様、誘われてください。

著者は奈良県で25年にわたって「奥吉野地方」の撮影を続けてきました。
本書では25年かけて撮影された奥吉野地方の数々の自然美が収められています。


「待ちわびて」
1頁
扉は、雪の中から顔を出した「ふきのとう」。
春の訪れを感じさせるだけでなく、
陽を浴びてそっと上を向いている様が愛おしくなる一枚から始まります。

「雲の彼方に」
4-5頁
朝陽が当たり、薄紅色に染まる雲海です。
自分が撮っているわけではないのに、
いつの間にか著者の気持ちにリンクして、
達成感を感じながら眺めてしまいました。

「岩肌を走る」
41頁
写真なのに、
下から順々に辿って、空の見える一番上まで思わず見上げてしまう一枚。
私はこの写真が結構好きです。
まさに自然の姿。

「ようこそ不思議の森へ」
50頁

「ツキヨタケ」という植物の存在を、この写真で初めて知りました。
零れ落ちそうなほどの星空の下で、
ラジオだけを相棒にこのツキヨタケを収めたそうです。
とても貴重な一枚。

「水辺の彩り」
54頁
水面に映る色彩美に心躍る一枚ですね。
この周りには果たしてどんな鮮やかな世界が広がっているのかと
想像が膨らみます。

「夕照」
65頁
私はススキが好きなのですが、
このススキもお気に入りです。
まるで今私の目の前にこの風景が広がっているかのように、
眺めていると眩しさに目を閉じてしまいそうです。


「降雪の朝」
74頁
ここは、人間の踏み込めない領域である。
と、静かにそう言われているような気がします。
自然の厳しさの中でより際立つ美しさ。
ありのままの自然の姿がここにあります。

「時凍てる」
77頁

自分以外の世界が全て止まってしまったなら、
こんな気分でしょうか。
取り残されたような切ない気分と、
こんな風に止まってしまった何かを見上げることが出来てしまうちょっと特別な気分と。
この滝は、どのタイミングで、いったいどこから凍っていったのでしょうか。

「夕陽に染まる」
81頁
「●●さんは、本当にこの写真が好きですね~」
と、著者の梅本さんに言われてしまった一枚です。

好きなんです。
なんでかって言うと、そう、まず夕陽。
しかも雪が夕陽で染められるという・・・。
なんて美しいのでしょうか。
こんな景色を見る事なんて、この写真集に出逢っていなかったら、
きっと一生なかったのでしょうね。

さてさて、
ここまでいかがでしたでしょうか。
「奥吉野地方」の自然美、少しは伝わりましたでしょうか。
今も日本に残る、こういった数々の自然のありのままの姿。
自分の目で見ることが出来なくても、
この写真集を通して知れば知るほど、
ずっとずっと、遺していかなければならないものが確かにあるのだと気付くことが出来ます。

奈良県はもちろんのこと、
全国の書店さんでも置いてますので、
ぜひ一度、お手に取ってご覧くださいませ。

それからそれから、
著者の梅本さんは写真展の開催が決定しております!!
以下日程です。

≪東京展≫
8/10(水)~8/22(月) リコーイメージングスクエア新宿(ペンタックスフォーラム)
10:30~18:30(最終日16:00まで)
火曜定休

≪大阪展≫
10/7(金)~10/13(木) 富士フイルムフォトサロン大阪
10:00~19:00(最終日14:00まで)

≪京都展≫
12/3(土)~12/9(金) ラボ京都4階ギャラリー
10:00~18:00(日曜・最終日17:00まで)

※全日程入場無料です。

皆様どうぞ、お近くに来られた際には
足をお運びください。
写真集とはまた異なる、
写真作品としての奥深い世界が広がっていると思います。






2016年6月16日木曜日

アニメ背景美術の世界~草薙(KUSANAGI)~

皆様、こんにちは。

なかなか続かないものは日記とブログ。
の、西九条シエスタです。

雨の季節になりましたね。
皆さん雨との付き合い、上手くいっていますでしょうか。

光村ではゲリラ豪雨担当というものがあるそうで、
(最近知りました)
担当者はその時期、どこへ行ってもゲリラ豪雨に見舞われるそうです。
呪いみたい・・・。
怖い・・・。

「今年はこの座もシエスタに譲ろう」
ニヤッと笑ってみせるO先輩を見ながら
今年はレイングッズに気合を入れようと決心しました。

だけども、先輩。
私きっと、ゲリラ豪雨担当の席はまだ頂いていないと思います。
昨日帰る前に降り始めた雨が私が帰る時には止んでおりました。

まだこの先のことはわかりませんが、
良かった良かった。

さて、
またまたそれなりに間の空いてしまった私のブログですが、
前回整理整頓された弊社の本棚より、
あまり先輩方が選ばなそうなものを今回はセレクト致しました。

今回ご紹介する画集は、アニメーションやゲームの世界で活躍する、背景美術に特化した美術背景会社・(株)草薙(KUSANAGI)の集大成となる画集です。

現在第7集まで発行していて、
今回ご紹介するものはその第1集目となります。
映画、OVA・アニメ、TVゲームに分類して、
草薙によるその美麗な背景画と簡単な解説・コメント付きです。

巻末では、草薙ホームページに寄せられた質問に回答したページもあり、
「はじめに」「おわりに」を読むだけでも、
アニメーションの裏側を少し理解することが出来るとても貴重な画集です。


『背景画集 草薙』
以前からちょこちょこと私がアニメ好きであることを書いてきましたが、
光村ではアニメ好きはなかなかに風当たりがきついです。
言ったらあとで責められますが、
これはやはり世代の問題でしょうか。

私の知り合いの10歳ほど年上のお姉さんも、
ア●メイトにはチェックのシャツをインして、リュックサックを背負った男の人がたくさんいるのだと思い込んでいらっしゃいました。
一度刷り込まれたイメージは恐ろしいものです。

お姉さん。
世間の皆様。
そうでもないです。
男子学生も女子学生も、
大人の男性も大人の女性もおります。
アニメは子どもだけのものでは、もはやありません。
それをお伝えするのに、この画集はとても大きな存在となると思います。

それでは早速どうぞ。


●MOVIE●

~劇場版「鋼の錬金術師」シャンバラを征く者~
10-11頁「鋼の錬金術師」
映画の背景は、多くの人員が必要なため、
社外のスタッフの協力も得て、完成を目指したようです。
一つの作品に向けて、
会社という枠組みを超えるというのは、私には特別な形に見えます。
14-15頁

右ページの下の絵は「リオールの街 中央広場」
私はバリバリの「鋼の錬金術師」世代なので、
これを見ただけで懐かしさがこみ上げます。
19頁


「ロックベル家へ続く道」
テレビ「鋼の錬金術師」の美術監督橋本和幸氏によるもの。
この絵の持つ空気感は、
描くことが出来ない者でも十分に感じ取れるものだと思います。


●TV・OVA●

設立当初は主にOVA(オリジナルビデオアニメーション)というジャンルの背景を請け負っていたとのこと。
テレビメインのアニメに比べてスケジュール等の色々な面で条件もよく、
よりこだわりのある背景製作が可能だったそうです。

この章では、テレビアニメの「鋼の錬金術師」に始まり、
「おねがいティーチャー」、「エルハザード 神秘の世界」などなど掲載しています。

44-45頁「フタコイ オルタナティブ」

写真は「フタコイ オルタナティブ」より。
私は見たことがありませんでしたが、
右ページの「ワダツミ城 礼拝堂」など、
萌え系アニメだそうですが、本当に雰囲気のある背景が多いです。
次ページに掲載されている桜が道に降り積もった絵などもとても素敵なのでぜひ見ていただきたいです。

背景がしっかりしていると、それだけでどんなアニメだったのかとても気になります。

●TVゲーム・その他●

ゲームの背景画は、そのゲームのジャンルによって使用用途が様々だそうです。
3DCGキャラが2D画像の上を動くものや、
アドベンチャー系のキャラが前に立つ立ち絵背景など。
この章で紹介しているのは、
「サクラ大戦Ⅴ さらば愛しき人よ」、「デジタルデビルサーガ」、
「アークザラッド 精霊の黄昏」などなど。
82-83頁「ぼくらのかぞく」

上の写真は、「ぼくのなつやすみ」に続く(株)ミレニアムキッチンの意欲作「ぼくらのかぞく」より。
私の写真の撮り方が下手で本当に申し訳ないのですが、
一瞬写真と見間違えそうなくらい、すんごくリアルです。

日常の再現を絵にすると、情報量が多すぎて上手くいかないそうで、
情報の整理や絵の強弱などが描き手に求められるとのこと。
すっきりとまとまりがあるのにリアルで、それでいて目を奪われるしっとりとした雰囲気の絵。
描き手の方の技術力の結集した画集となっています。


さて、頑張って紹介してみましたが、
的外れなことを言っていないか、とても不安です。
そして、上手く伝えられたでしょうか・・・。

私はアニメ好きなのに、絵心がないせいか、
その製作現場については無知なまま生きてきてしまいました。

キャラクターと背景画を別個に考えたことはなく、
単純に、絵を描いている人、喋っている人、音楽を作っている人
くらいの分類しかできていませんでした。

けれど、光村に来てこの「草薙」の画集シリーズを見つけて、
ようやく背景画を専門にしている人たちがいるのだと知りました。
スタジオジブリの作品では割と背景も注目されるのに(「もののけ姫」など)、不思議な話です。

今ではアニメのエンドクレジットの背景担当の欄をよく見るようになりました。

最近ですと、
そろそろ今期のアニメは終わり始めていますが、
草薙さんが担当されている作品はこんなにあります。

『文豪ストレイドッグス』
『テラフォーマーズリベンジ』
『田中くんはいつもけだるげ』
ベイブレードバースト 
ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』(映画)

お分かりの方もいれば、まったくわからないという方もいらっしゃるでしょう。
でも、わかる人にはわかるはず。
「え?!これも!?
あれも!?
そういえば、背景綺麗だもんな~」
と、納得の作品一覧です。

深夜枠のアニメが多いですが、見たことがない方々にはぜひ一度ご覧いただきたいと思います。

どの作品も本当に、本当に、背景がとても綺麗です。
キャラが主役のアニメですが、
私は背景もとても重要だと思います。
背景によって、より心理描写に深みが増すと思いますし、
視聴者側の引き込まれる度合いも変わってくるような気がします。
もちろん、声も音楽もその他もすべてが相乗効果を生み出しているのだと思いますが。

様々な構成要素の中で、一番わかりやすいのが背景画ではないでしょうか。
そのアニメのキャラクターに合わせてあるでしょうから、
いかにもアニメ的なものから写真と見間違うものまで。
また、写真以上にとても鮮やかで繊細なものもあります。
それが、映画ではなく週ごとのテレビアニメーションで描かれているということが、
素人の私でもすごいことなのだとわかります。

風景写真も素晴らしいものです。
でも、
主役を譲ってそっと脇を固めるアニメーションやゲームの背景画というものにもぜひ注目してみてください。