2016年10月28日金曜日

シエスタのアニメ日和②追記あり

皆様、こんにちは。

今週もちゃんと更新しなくっちゃ!!
と、月曜から意気込んでいたのですが、
気が付いたら金曜が終わります。
おかしいな。

そして、隣からブログ更新の催促の声。
バレたか。

仕方ない。
下書きの完成していた
シエスタのアニメ日和だけ更新してしまいましょう!!
「そこは求めてないよ」という皆様。
大変申し訳ありません。
次こそは・・・。

えっと、それでは、地味に静かに趣味を語ります。
ので、今回もこそっと始まります。
どうぞ・・・。

~シエスタのアニメ日和②~

さて、前回は「君の名は。」という映画で注目を集めるアニメーション監督の新海誠さんへの熱い気持ちをついつい語ってしまったのですが、
今日は同じく注目を浴びている「聲の形」というアニメーション映画についてです。

制作は皆さんご存知のとおり京都アニメーション(以下「京アニ」)さんです。
私は「Free!」というアニメが京アニさんとの出会いです。
簡単に説明すると、水泳に青春をかけた男子高校生たちを描いた作品でした。
この作品のどこに惹かれたかと言うと、ずばり映像の美しさです。
水泳ものですし、主人公が毎朝水風呂に入るほど水大好きな男の子なので、
当然水の描写がよく出てくるのですが、
その水が尋常ではないくらいリアルで綺麗なんですよね。
いや、たぶん、本物の100倍くらい綺麗かもです。

それを、オープニングで見た瞬間衝撃を受けまして、
本編を観ていったらさらに綺麗で驚愕・・・。

あとは、音楽もとても好きでしたし、キャラのデザイン画やストーリーなどなど。
とても丁寧な作りですので、好みが合っていけばどんどんハマるものです。

その京アニさん制作のアニメ映画が、
新海監督の「君の名は。」に続く形で今年大ヒットしています。

こちらは内容的には少し繊細で、
昔ガキ大将でいじめの首謀者だった主人公と、いじめていた相手の聴覚障害者の女の子との交流を描いた作品です。

さすが京アニさん!!と感動するくらい、
絵も音楽も構成もアニメでは見たことないようなまさに映画なつくりで、
始めから終わりまで作り手の方の意気込みみたいなものがバンバン伝わってくる映画でした。

内容的には先に言った通り、非常に繊細な問題を描いた内容です。
なので、
世間では賛否両論となってしまっているのですが、
私はこの映画は良い作品だと思いました。

主人公は石田将也小学6年生。
ガキ大将だった彼のクラスに、耳の聞こえない女の子(=西宮硝子)が転校してきて、クラスの調和が乱れ始めます。
普通に会話する事、授業を聞き取ること、みんなにとって当たり前の小さなコミュニケーションですら硝子とはままならないことにクラスメイトたちは戸惑い、困惑し、
そしてそのうち面倒に思い始めます。

この辺りの展開は、
物語の構成上仕方ないのですが、
もっと担任の先生や特別支援学級の先生たちがきちんと指導に動くべきだったと私は思いました。
耳の聞こえない子を相手に授業をするのに何も工夫を凝らさない先生はいかがなものかと。
子どもたちは先生の言葉を硝子に教えている間に話を聞き逃したり、
自分のノートを書きそびれたり、これまで通りに授業を受けれていない状況だったんですよね。
だから、子どもたちだけを悪者にするのは酷な話だと思いました。

話が逸れましたが、
そんなこんなでガキ大将の石田将也がクラスから浮いた存在の彼女をいじめるようになり、
そのうち度を越したいじめが問題となり、
それまで取り巻きとして傍にいた仲間たち全員に背を向けられて、
今度は石田将也がいじめられる・・・。
という、なかなかに重い内容です。

でも、
この映画を観終わって私が思ったのは、
「耳が聞こえないから大変だ・・。」
とか、
「昔いじめをしたことは許されるのか・・・。」
とか、
そういうことよりも、
「人と人って、こんなにも分かり合うのが難しいんだな。」ということでした。

耳が聞こえても聴こうとしなければ人の言葉は入らないし、
話せても伝えるのを怖がっていては伝えられないし。
硝子はそのどちらも上手く出来ないことで、コミュニケーションのむずかしさの象徴として存在している感じでした。
態度や言葉の一つ一つに自己愛や責任感、いろんな感情が絡み合っていけば、
それぞれが怖い人やずるい人や良い人に見えたりするわけで、
子どもだけでなく、大人もやってるそんな間違いや不器用さを見せられたように思いました。
だから、障害そのものや、
「耳が聞こえない人」と、その人を「いじめた主人公」だけが中心ではない物語だったなと思います。

ちなみに、主人公の声は声優の入野自由さんです。
この方、皆さんもご存じの方なんですよ。

実は、
ジブリの「千と千尋の神隠し」ハクの声です!!
とても懐かしい~。
子供の頃に観た映画なので、入野くん大きくなった!!
ハクの時は声変わり前なのかな?・・とか思ってたんですが、
私よりも年上でした!!
すみません。
これからも応援してます。

さて、こんな感じで今日の更新は終了です。
濃い話をしてしまって、
これを読んで反応してくれるのは光村のみずちゃん先輩しかいないように思いますが・・・。

来週こそは!!


追記

次回更新予定の本を告知するのを忘れていました。。。。
こちらです。

『京都もみじ散歩』
写真:水野克比古
この度、こちらの本3刷となりました!!
では、次回どうぞお楽しみに。

2016年10月18日火曜日

3刷『昭和の大阪』&シエスタのアニメ日和①

皆さん、こんにちは。

とっても久しぶりの更新です。
9月に更新予定だったいつもの下書きを確認したら、
9月中旬のデータが残っておりました。
冒頭、残暑と日焼け止めの話を長々と語っているのですが、
今日も暑さがぶり返しているので案外現状変わらずですね。
せっかくなので、消さずに載せてみます。

以下、~9月中旬のシエスタより~

9月も半ばですが暑さ変わらずといった感じで、
日焼け止めが手放せませんね。
私は6月から欠かさず塗っていて、
ついに5本目に突入です。(※ちなみに、10月現在6本目突入しています)

あまり日焼け止めは意味がないとも聞きますが、
塗り続けただけあって白さをキープしています。
化粧をしている顔よりも白いくらいです。

ただ、
最近肩のあたりから脇あたりを日焼けしていることに気が付きました。
ノースリーブや脇が空いた服をよく着ていたのですが、
服から出ている肌の部分だけに塗っていたのがよくなかったようです。
恐るべし、夏の日差しと、照り返し。

以上です。
大したことは書いていませんが、
一ヶ月前が遠い昔のようです・・・。
なんだか懐かしい。

さてさて、10月に入っていきなりぐんと寒くなったと思ったら、
今日は27度くらいまで上がるようですね。
まだ夏服からの衣替えを完了していないものの、
街ではみなさん秋の装い・・・。
なので、夏服をそのまま・・というわけにもいかず、
日々衣替えのプレッシャーと戦っています。

そんなプレッシャーの中での今回の更新ですが、
以下の内容でまいりたいと思います。

①既刊本紹介『昭和の大阪 昭和20~50年』写真:産経新聞社
②シエスタのアニメ日和(新)


それではさっそくまいりましょう!
今日ご紹介するのはこちら・・・

『昭和の大阪 昭和20~50年』 写真:産経新聞社

平成24年8月初版、本体2,000円
表紙カバー
「市電や市バスが行きかう大阪駅前 昭和32年3月

なんと、本書はこの度、お陰様で三刷となりました!!
ご愛読いただいている皆様ありがとうございます。
そして、まだ本書に出逢っていない皆様。
今です。
今ようやく出逢いました。
今度書店に行く際にはぜひチェックしてみてください。

昭和を知らない私ですが、何か胸にせまるようなソデの文章だったので、
ここに載せておきます。

「昭和20年、度重なる空襲にさらされた大阪の市街地は、がれきの町と化した。そして終戦。
人々は明日の糧を求めて、焼け野原となった大地を耕し、復興に向けて走り始めた。
おびただしい数のバラックが建ち、それがビルへと変わる。
復興の町を走った市電はやがてその使命を終え、地下鉄が延伸し、高速道路が建設される。
そして迎える昭和45年の日本万国博覧会。
希望に向かって前進を重ねた、戦後30年にわたる大阪の姿がここにある。」

それでは、本文をご紹介です。

◆第1章 戦争が終わって

大阪駅前に畑
昭和20年10月

大阪駅の目の前に畑がある・・・。
今どんなに栄えている街でも歴史をたどればそうなりますが、
それでもやっぱり驚きです。


卵の配給
昭和22年2月

こうして見てみると、
やはり今の生活の有難味がわかりますね。
明日を生きるために、この卵一つを必死にもらいに行くわけですからね。


横文字の看板が並ぶ伊丹飛行場付近
昭和28年1月

キャプションで、「進駐軍に接収され、この一角だけは基地の町のようだった」とあります。
子どもの頃に見た沖縄の米軍基地を思い出しました。
日本であって日本でない、その異様さが、横文字の看板からも読み取れます。


◆第2章 変わりゆく街並み

難波橋付近
昭和22年5月
あまり大阪に詳しくない私ですが、
この「難波橋」はなんか見たことある!!

大阪球場完成
昭和25年9月
球場が天空に浮いているみたいです。

難波駅前の南街
昭和28年

現在は東宝南街ビルで、「TOHOシネマズなんば」や「なんばマルイ」が入っているそうです。
違いすぎて、どこがどうなったのかもはやよくわかりません。

二代目通天閣完成を喜ぶ人々
昭和31年10月
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」でも思ったのですが、
この時代の人はとても一体感があって気持ちが良いですね。


大阪駅
昭和35年7月
大阪に行くと、大抵大阪駅周辺で事足りるのですが、
昔はこんな感じだったのですね。
今は建物が詰め込まれすぎていて、写真を見ているとスカスカに見えますが、
当時でもこの周辺はやはりすごかったのでしょうね。


阪神百貨店
昭和39年10月
写真の真ん中に1964年のオリンピックの幕が。
この時から生きている人にとっては2回目なんですよね。
そう思うとすごい。

◆第3章 発展する交通網

大阪駅待合所
昭和24年9月
当時の東京‐大阪間は特急で9時間!?
無理です・・・。
高速バス並みです。
とすると、現代の高速バスはそれはそれですごい・・?

大阪市バス
昭和37年2月
制服にもバスにも時代を感じます。

国鉄京橋駅の混雑
昭和40年2月
ラッシュが・・・。尋常ではありません。

延伸工事中の阪急千里山線(現千里線)
千里ニュータウン
昭和41年
大規模工事です。

SLに乗って遠足 新今宮駅
昭和48年5月
この子たち、SLファンにうらやましがられますね。



この他にも・・・。
第4章 暮らしと社会
第5章 懐かしい郊外の風景
第6章 自然災害と事件・事故

と続きます。
巻末には年表付き!!


さて、いかがでしたでしょうか。
「大阪の人に訴えるようなものを書きなさい!!」との先輩方からのお達しがありましたが、
大阪の人ではないのでいまいち訴えた感じが・・・
あるのかないのかすらわかりません。

ただ、ページを順にめくっていくと、
当たり前なのですが、
皆こんな風に暮らしていたんだなと、私が懐かしいと感じるのはおかしいのに、
なぜがしみじみと懐かしく思ってしまいます。

そのうち、今私の見ているこの風景も
「時代を感じる」と言われてしまうのですね。

今はもうなくなってしまった大切な風景をもう一度思い出したい。
見たい。
そんな人におすすめな一冊です。

皆様ぜひ、店頭でぱらぱらとめくってご覧ください。
忘れていた風景が脳裏だけでなく、目の前に広がりますよ。



さてさて、それでは、ついにあのコーナーを実現させてみたいと思います。

~シエスタのアニメ日和~

ちょっと控えめにタイトル出しです・・・笑

「あんたブログでいっつもアニメのこと喋ってるやん」
と、どこからか先輩方のお言葉が聞こえてきそうですが・・・。

そんな先輩方のおひとりが
「アニメ好きになんのちょっとわかった気がする・・・」

と、仰ったので!?
嬉しくなってこのコーナー実現してみました。
そう、その先輩とは、あなたです。アオアザ先輩!!


現在アニメ界は10月クールがスタートしていて、
そろそろ私もどれを観ようか決まってきた頃・・・。
今回は新しい作品から実写で話題の作品、そして結構長く続いているものの4期、5期と、
目白押し。
4期、5期と言っただけで分かる人には分かってしまう、私の趣味。
そんなアニメ界の同志の皆様は、いったいどの作品を観ているのでしょうか。
あぁ、話したいです。

今日語るのは・・・(いえ、語ってしまうのは?)、
今話題のあの映画!!

「君の名は。」です。
高校時代から新海監督のファンであった私からすると、
この驚異的な大ヒットはとても嬉しい事態です。

私のファン歴のスタートは、
大学の映像科を目指している友人が見せてくれた「秒速5センチメートル」でした。
その映像美に驚愕しましたし、
何よりも、描かれている日常のカットの全てがとても新鮮でした。
たとえば、電車内を描いたシーンでは、網棚あたりから見下ろした絵だったり。

日常がとても大切に思えるような、綺麗なシーンが沢山詰まっている映画でした。

そしてなにより、
ナレーションのように入る主人公の語りがとても切なくて。
それは、大学生になって過去作を観ても全部共通していて、
言葉と映像と観客の感情がいつもピンと張りつめた糸で繋がってるような、
そんな繊細な作品でした。
鑑賞後の気持ちはいつもどこか寂しくて、どうしようもない感じで。

今でも、「秒速5センチメートル」の衝撃は覚えていますが、
「言の葉の庭」でもまたガツンとやられました。
映像美の凄さがとどまることを知らなくて。
「言の葉の庭」については、このブログでも過去に取り上げたのですが、
誰も覚えていませんでした・・・笑

そんなこんなで、ファンになりましたが、
「星を追う子ども」の時は映画館で見てるときに観客が4人しかいなくて・・・笑

それが今では250人規模のスクリーンも満員です。

こんなに有名になってしまって、
いろんな期待が寄せられるんじゃないかと、
私なんかがなぜか心配してしまうのですが・・・。
これからも新海監督の感性で作られた作品が
大きなスクリーンで観られたらそれだけで幸せだなーと思います。

皆に分からなくても良い。
分かる人にだけ、分かれば良い。

これが、アニメ作品においては、
結構良いことでもあると私は思っています。

同じ感性の人がいるのだと分かった瞬間の喜びが
たまらないから。

それでは、
京都手帖の発送も落ち着きつつありますので、
これからはちゃんと更新しますよ!!